昨夜もいい天気だった
今回は満月に近い月が上がってくるので、星はキレイに見えない
その代わりに、浜に照らす月光が美しい
そして、こんなに月が明るいなんて・・・・都会じゃ絶対に味わえないよなぁ~
で、本日もピカピカの晴天
朝いちばんで2人組のカヤッカーは出発
今日はルシャ・テッパンベツを超えて、硫黄川やカムイワッカ辺りまで漕ぎ進めるらしい
ずっと...触れず触らずの絶妙なスタンスを保って頂き、ありがとうございました!
また「静かに」お会いしましょう(*´∀`)ノ
こちらは、このあとウトロまで2泊3日の超ノンビリカヤック
明日の雨予報が、ちょっと憂鬱な感じですが、ロング旅での天気の崩れは致し方ない
朝食ゆっくり食べて出発
このあたりは原始のまま?だと思えるような海岸線が続く
霧が立ち込める日も幻想的でいいのだが、やっぱり快晴がいい!
いつもだったらルシャ・テッパンベツを超えて、ウンメーン岩の辺りまで行くのですが・・・今回はノンビリ低空飛行パドリング
アブラコ湾出てすぐの岩礁地帯で早くも足止め
入江や浜をじっくり見て回る
ある小さな洞窟でケイマフリのヒナを発見静かにしていれば見つからなかったのに、「ピヨピヨ」鳴くもんだから気づいちゃった
まだ飛べないらしく数羽が洞窟の奥で右往左往
カヤックをバックさせると隙間から抜け出し、猛ダッシュで逃げて行った笑
可愛いなぁ~怖がらせてゴメンゴメン
その隣の入り江ではオオワシがお食事中2羽で争うように何かの肉を喰らってる
勝手に知床の「モノリス」と名付けた、文吉湾の外防波堤
獅子岩ピヤラオマイの海岸線
「トロン」とした凪の海
気温もどんどん上がって霞も出てきた
朝イチの観光船こんなに離れているのに爆音でガイド解説が聞こえてくる
どうにかならないのか・・・このセンス
アウンモイ近くの深い入り江
いつ来ても静謐な雰囲気
入り江の奥で流れ込む冷たい川の影響で、奥に入っていくと冷気が漂う
あまりにもノンビリしたのですでにお昼近く
アウンモイの浜に上陸しお昼ごはん
浜に流れる川でビールを急速冷却真っ青な空と穏やかな海を愛でつつ…プシュ!
くうううううううううっ!旨い
そして、黒く棘がある生物もパクッ
間違いないのだよ(*´∀`)ノ
昼ビール&昼食後はちょっと昼寝
午後も低空飛行パドリング
凪とポカポカ太陽で眠くなる・・・・パドリングもせずに潮流に乗ってゆっくり漂う
そうそう、今回の知床半島ではまだヒグマを見ていない
北海道では街中にヒグマが現れて騒動になっていますが、ヒグマ密度が濃い知床では出会ってない
やっぱり、地球温暖化とかで自然環境が、変化して行ってるんだろうな~
そろそろ野宿地選び
まずは、何回か野宿したカパルワタラの番屋
かなり崩壊・・・前にテントを張ったコンクリの床も崩れ落ちているので今回はパス
漕ぎ戻って知床川の川原に上陸ちょい大きめの丸石の浜ですが、念入りに整地
川で冷却したビールをプシュ!
沼Bar「知床川支店」開店
大量に集めた流木で、燃やしたい放題の焚き火
ワイン飲みながら焚き火に当たりながらウトウト(*´∀`)ノ
耳にはイヤホン入れて音楽聴きながらウトウト(*´∀`)ノ
「ゴトっ!!」
・・・・・・はっ!なになに?
・・・・・・ヘッドライトを付けて、音する方に向けると
ピカー!っと光る目
あれっあれっ(;´Д`)
目の位置が高め・・・・ヒグマ
か、かなり近い!
ウトウトしているうちにかなり接近している(;´Д`)
石投げる訳にはいかないので取り敢えず叫ぶ!
そんな緊急事態に叫んだのは「ミキティ-------------っ」
頭に浮かんだ絶叫セリフが品川庄司の「ミキティ~」とは笑
が、これがまた叫びやすいのです(*´∀`)ノ
振り返りつつ遠くに離れていく光る目
あぶなかった~もう一度去りゆくヒグマに向けて「ミキティ-------------っ」