明け方近くまで土砂降りの夜
ゴロタ石の浜は、水はけ抜群!
フライさえしっかりと張ればテント室内は全く濡れないのです。
今回はコンクリの上ですが、所々崩壊していて水はけ抜群!猛烈な豪雨にもノープロブレム。
で、飲みながら読みながらの夜は更ける・・・
昔からですが・・・雨の日・・・実は好きです
もちろん、濡れない環境であることが条件ですが(笑)
たった数ミクロンですが、外と中を隔てるテントに落ちる雨粒の音を聞くと、なんだか落ち着くのです
そんなゆったりとした長い夜が明けると・・・晴れでは無く、どんより曇り空
濡れた物を広げて乾かしていると
番屋跡に続く浜で・・・「ガラガラ」「ドン!」「ギギギッ」と浜で何かが動く音が!
はい!ヒグマさんです!
番屋跡の野宿地から約100mぐらい
ヒグマがカラフトマスを捕獲中!
ウワサ通りの目の悪さで、かなり近づいてからこちらの存在を確認
逃げるようにガレ場を登っていった
登りながらも「なんだチミは」的な振り返りが、可愛いのか、可愛く無いのか(笑)
近づいてこなかったけどビビル!
ビビったわりには、いつも通り準備し、のんびりとスタート
なんせ、ゴールまであと2日ありますからね〜
蛸岩には、昨日いたヒグマが本日もいらっしゃいます(笑)
やっぱりウトロ側は番屋に詰める漁師さんが少なく、ヒグマが濃厚のような・・・
観光船がどしどしやってきます
せっかく静かに漕いでいたのに〜
ありがたい解説と波を頂きます(笑)
カシュニの滝は、昨日の豪雨で迫力満点!
滝の中にカヤック突っ込んだら、間違いなく壊れそうな勢い!
オジロワシも「なんだねチミは」と睨んでます(笑)
定置網にかかるカラフトマスを狙って、海の上にもヒグマ(笑)
シルエットは可愛いのですが、30mぐらい離れても獣の匂いが漂ってきくる・・・やっぱり可愛くないわ(笑)
タキノ川河口にある番屋
要塞のように建物が立っている
すでに使われてないようで、だいぶ崩れてる
ここを過ぎると、山からガスがどんどん降りてきた
ガスが薄い所からは青い空が見える
ガスが無ければかなり天気良さそう
チャカババイ川河口でお昼ご飯
流れ込みがあるのでもちろんビール冷却!
この休憩中は晴れ間が広がりましたが
出発すると、海面までガスが低く流れ込んでくる
テッパンベツ川とルシャ川は、吹き出しが全く無く、ゆるりと通過〜
今回のカヤックでよく見かけた、卵?
キモいようなキレイなような(笑)
何なんだろう???
知床林道が浜から離れると硫黄山からの流れがあるエリア
硫黄山からの鉱物流れ込みで、海はバスクリン色
・・・急ぐ旅ではないので夕暮れ前に野宿先を選定
テッパンベツ川やルシャ川辺りは、浜が広がり奥行きもあり、野宿先としてはベストなんですが、「知床ルール」によると、上陸禁止地区
なのでもう少し先へ!
知床林道が、浜から山に上がって消えていった少し先
ウンメーソン岩の浜に上陸
広い浜なので、ヒグマも姿を隠せる奥の藪を通るだろうな〜
飲み始めると、「すっ」とガスが取れて青空や・・・
そうなれば、もちろん「プシュ」っとね
がしかし、焚き火で数時間くつろいでもガスは取れず星は全く見えなかった・・・残念(*´∀`)ノ