「キャリキャリキャリキャリ・・・」
ん?
「グァガグァガグァガグァガ・・・」
ん?
なんだ?この音・・・しかも地面を揺るがす地響き
ヤバい!地震か!と飛び出ていると・・・
浜の遙か向こうからショベルカーの登場でした(笑´∀`)ノ
近くに来たオジサンに聞いてみると、「浜の砂を埋め立て用に砂袋に詰めるんだ!」とのこと
早朝に船でやってきて、浜に置いてあるショベルカーを使って作業するようです
朝からちょっとびっくり
なもんで、静かな知床の朝とは行かず(笑)工事現場並みの喧噪で本日スタート
本日ものんびりと行くつもり
ダラーと朝ご飯を食べて出発
お見送りは、昨夜焚き火の周りをウロついていたキタキツネと恐竜のような黄色いシャベルカー!
煮沸して料理に使ったり、手洗いなどに使う水を、浜へ流れ込んでいる川で仕入れ
近くの番屋で片付けをしている漁師さんと立ち話で、情報を収集
漁師さんによると・・・「この後も、天気は良い!」「このところ羅臼側ではヒグマは見ないが、ウトロ側はそこそこいるよ」とのこと
昆布などの海草がが密集する湾の中を進む・・・昆布や海草の成分がしみ出ているのか!と思うほどトロミのある海
赤岩の海岸線を進むと、どんどん山が落ちてきて空がどんどん広がる
このあたりは風が吹くと修羅場になる場所だけど、今回は波なし、風なしの「べた〜とした知床岬」
荒れまくる海は困るけど、波風全く無い海も味気ない・・・贅沢な悩みですが(笑)
青空が半分以上になった「べったべた」の知床岬を回る
岬の海岸線を舐めるように進む
もちろん写真も撮りまくり
過去二回とも、この辺りはちゃんと漕がなきゃいけなかったので、写真を撮るタイミングが少なかったのです
夫婦岩や岬の灯台をじっくり見て、アブラコ湾へ
崩れた桟橋横のゴロタ岩が並ぶ海岸にカヤックを上げる
ハイキング道具を持って丘に上がり、知床岬灯台へ
ここちよい風がながれる岬の草原をテクテク
森の中の急な階段を上り詰めれば知床岬灯台
久しぶりです!
あまりにも天気が良くなったので、食事をしてからお昼寝
北海道と思えないギラギラ太陽と、海を渡る風が気持ちいい
なんだかんだで2時間お昼寝・・・ヒグマが出そうな雰囲気はたっぷりだったけど、姿は無し
クマ避けの鈴やホイッスルを適宜鳴らしておいたお陰かな?
そうこうするうちに日が傾きはじめた・・・そうね〜今日は10kmも進んでいないけど・・・アブラコ湾で野宿決定!
カヤックを引き上げ、テント設営
今宵は「沼Bar 知床岬店」の開店
崩れた岬の碑で、夕日を見ながら飲むのです
後ろは灯台
右斜め後ろは国後島
そして、左にはお客さんの「キタキツネ」・・・何かくれ!って近づいて来たのですが、無視していたらフテ寝てしまいました(笑)・・・引き続き無視
ダメですよねエサ与えたらね
雲が多少出ているので満天の星空とは行かないが、天の川が見えるきれいな星空
感動するよなぁ〜
明日も良い天気になりますように!