Cycle_Style_numa

アウトドア外遊び日記 シーカヤック&バックカントリースキー

2017徳島シーカヤックツアー Day3「阿南海岸」

今朝は冷えた〜
一晩中風が強く、気温も下がり、明け方に寒さで目が覚める


薄すぎる寝袋(10年以上前のモンベル「バロウバックUL」)では、やっぱり寒かった(笑)


夕日優先で選んだ浜は・・・もちろん朝日が届くのが遅い

「暖かく」なってから出発準備したいところですが、今日は最終日で早めの行動がしたい・・・
「ヨシッ」と気合い入れて寝袋から這い出る



空気が乾いていて、天気も良く、空が高い

「鷹ノ首岬」を回り込んで東に進む


予報通りの正面からの風

昨日からの強風・波浪の注意報は朝のうちに解除されそうですが、まだまだ力強く吹いてくる
波状的に吹いてくる風のおかげで、休んだり、適当な漕ぎだと押し戻される
こんな風強い状況ですが、岩場には釣り師がたくさん



伊座利を越えて蒲生田岬への最終区間

この辺りは、道も集落も港もない区間


「黒神」を越えると、釣り師もいなくなった



時おり疾風のように、強烈な向い風



押し戻されぬよう、トルクを掛けてパドリング
波は立っていないので、岩場の影に隠れ風を避けつつジリジリと進む


いつのまにか時間は12時・・・
蒲生田岬まであと約2km・・・


この辺りから、さらに風が強くなり、気を抜くとパドルが吹っ飛ばされそうになる
フェザー角付けてパドリングを続けるのだが「全く進まない」
気合い入れてフルパワー漕ぎをしたけど、10分で数メートル(笑)


「ダメだな・・・岬を越えられない・・・」
「粘っても、もし撤退となると、近くの伊座利に戻ってバスか・・・」
「んん!確か伊座利→由岐行きバスは14時台か」
「しかも、これが最終(笑)」




「はい!蒲生田岬越えはまた今度にしよう!」



疾風にやられないように、慎重にUターンして伊座利へ



急に背後からやってくる追い波が、かなり怖い
しかし風と波のお陰で、伊座利まで吹っ飛ぶように進む



伊座利には12時40分到着

ここまで来たので「イザリCafe」でフライ定食を食べようかと思っていましたが、Feathercraftの撤収やらで時間がタイト


風が強いので乾きが速くなるけど、撤収中に色々なものが吹っ飛んでいく(笑)

お昼ご飯はお預けで撤収



港から10分弱のバス停に移動

由岐行きは小型バス・・・女性の運転手さんでした!

狭い車内だけど、大きいカヤックも収まりやすいスペースがあって便利
急カーブの山道をクネクネ走って由岐駅



ここから東京まで鉄道旅

ローカル線で徳島方面へ



途中の駅で途中下車し、事前に調べておいた宅急便営業所に行きカヤックを送る
かなり身軽になるので・・・一人反省会のお酒がすすむ
ホームから宴会スタート


暖房が程よく効いた車内で、カヤック旅終了の余韻を楽しむ


パドリング後の焚き火酒のような感じかな〜

乗り継ぐたびにロング缶(笑)



徳島駅で見かけた、タラコ色のキハ47

古めのホームにピッタリくるわ



特急「うずしお」に乗り継ついで高松へ



高松では懐かしの「連絡船うどん」で肉々しい「肉うどん」



で・・・最後の乗り継ぎは・・・「サンライズ瀬戸」!!

到着はもちろん月曜日朝!
エクストリーム出勤!


個室寝台に、徳島や高松で仕入れたお酒とおつまみ持ち込んで、のんびり東京を目指す

カヤックでは岬を越えられず達成感はもうちょいでしたが・・・
カヤック&野宿&列車旅・・・いろいろな要素がたくさんあって楽しかった〜(*´∀`)ノ

また来よう四国(*´∀`)ノ