今朝は冷えた〜
一晩中風が強く、気温も下がり、明け方に寒さで目が覚める
薄すぎる寝袋(10年以上前のモンベル「バロウバックUL」)では、やっぱり寒かった(笑)
夕日優先で選んだ浜は・・・もちろん朝日が届くのが遅い
「暖かく」なってから出発準備したいところですが、今日は最終日で早めの行動がしたい・・・
「ヨシッ」と気合い入れて寝袋から這い出る
空気が乾いていて、天気も良く、空が高い
「鷹ノ首岬」を回り込んで東に進む
予報通りの正面からの風
昨日からの強風・波浪の注意報は朝のうちに解除されそうですが、まだまだ力強く吹いてくる
波状的に吹いてくる風のおかげで、休んだり、適当な漕ぎだと押し戻される
こんな風強い状況ですが、岩場には釣り師がたくさん
伊座利を越えて蒲生田岬への最終区間
この辺りは、道も集落も港もない区間
「黒神」を越えると、釣り師もいなくなった
時おり疾風のように、強烈な向い風
押し戻されぬよう、トルクを掛けてパドリング
波は立っていないので、岩場の影に隠れ風を避けつつジリジリと進む
いつのまにか時間は12時・・・
蒲生田岬まであと約2km・・・
この辺りから、さらに風が強くなり、気を抜くとパドルが吹っ飛ばされそうになる
フェザー角付けてパドリングを続けるのだが「全く進まない」
気合い入れてフルパワー漕ぎをしたけど、10分で数メートル(笑)
「ダメだな・・・岬を越えられない・・・」
「粘っても、もし撤退となると、近くの伊座利に戻ってバスか・・・」
「んん!確か伊座利→由岐行きバスは14時台か」
「しかも、これが最終(笑)」
「はい!蒲生田岬越えはまた今度にしよう!」
疾風にやられないように、慎重にUターンして伊座利へ
急に背後からやってくる追い波が、かなり怖い
しかし風と波のお陰で、伊座利まで吹っ飛ぶように進む
伊座利には12時40分到着
ここまで来たので「イザリCafe」でフライ定食を食べようかと思っていましたが、Feathercraftの撤収やらで時間がタイト
風が強いので乾きが速くなるけど、撤収中に色々なものが吹っ飛んでいく(笑)
お昼ご飯はお預けで撤収
港から10分弱のバス停に移動
由岐行きは小型バス・・・女性の運転手さんでした!
狭い車内だけど、大きいカヤックも収まりやすいスペースがあって便利
急カーブの山道をクネクネ走って由岐駅へ
途中の駅で途中下車し、事前に調べておいた宅急便営業所に行きカヤックを送る
かなり身軽になるので・・・一人反省会のお酒がすすむ
ホームから宴会スタート
暖房が程よく効いた車内で、カヤック旅終了の余韻を楽しむ
パドリング後の焚き火酒のような感じかな〜
乗り継ぐたびにロング缶(笑)
徳島駅で見かけた、タラコ色のキハ47
古めのホームにピッタリくるわ
特急「うずしお」に乗り継ついで高松へ
で・・・最後の乗り継ぎは・・・「サンライズ瀬戸」!!
到着はもちろん月曜日朝!
エクストリーム出勤!
個室寝台に、徳島や高松で仕入れたお酒とおつまみ持ち込んで、のんびり東京を目指す
カヤックでは岬を越えられず達成感はもうちょいでしたが・・・
カヤック&野宿&列車旅・・・いろいろな要素がたくさんあって楽しかった〜(*´∀`)ノ
また来よう四国(*´∀`)ノ