Cycle_Style_numa

アウトドア外遊び日記 シーカヤック&バックカントリースキー

2017北海道バックカントリーツアーVol2 Day2「目国内岳」

朝6:00
昆布川温泉「幽泉閣」の露天風呂で体をほぐし
幽泉閣の充実朝食おかずと、蘭越町名物のらんこし米「ゆめぴりか」「ななつぼし」で満腹


天気は曇り
朝の気温は麓でー5℃
本日向かうのは、昨年の春に楽しい思い出だった「目国内岳」


新見温泉の前に駐車し準備
土曜日の8:00ですが、一番乗りです
準備をしていると、車が2台、2パーティが到着



先行して出発

昨夜降った15cmぐらいの極軽の新雪を踏みながら林道をヘアピンカーブの手前にある待避場所まで
そこから川谷に降りて「新見の沢川」のスノーブリッジを渡る


ここから本格的なハイクアップ
シェルを脱いでコーヒーひとくち




樹林帯の中をガシガシ登る


先週土曜日に小日向山登って心肺とハイクアップ筋を刺激したおかげで、体は軽い
オーバーヒートと呼吸が上がらないよう、一歩一歩のリズムを崩さずに進む


ゆっくりと862mの台地の縁まで上がって、ひと休み


去年はここから見えた、羊蹄山ニセコ連山に感動しましたが、本日の山々は雲に覆われて見えません


平原を「新見の沢川」源頭の谷を避けるように大きく避けて目国内岳に向かう









目国内岳は雲に覆われ、うっすらと岩場の頂上が見える


雲に覆われて山頂付近の雪の様子が分からないので、直登を避けて
右の肩部分に向けて登る
自分もだんだん雲に巻かれてどこもかしこも真っ白(笑)
方向感覚が狂ってくる



うっすら見える頂上付近の岩場を目印に進路を取る

登り始めて3時間ちょっと
頂上直下で板を脱ぎ、つぼ足で頂上





カッチンコッチンに固まった岩場で転ばないよう注意して上がると・・・・景色は全く見えません(笑)
記念写真を撮って撤収


板まで戻って滑りスタート
岩内側の北東斜面もいいのですが、全く視界が無い中で行くのはちょっと怖いので、稜線沿いを前目国内岳へ滑る




稜線から少し外して滑ると柔らかいフカフカパウダー
平衡感覚狂わないように、目印になるような岩や木から目を外さずに小回り
気持ちよく標高差300m滑って目国内岳と前目国内岳の間の平原へ



これまの気持ちよいパウダーが一転「カッチンコッチン」のシュカブラゾーン
ここは風の通り道で柔らかい雪が吹っ飛んでしまっちゃっているのです

縦目にすべってきたのでかなりのスピード
洗濯板のようなシュカブラゾーンにやられ大転倒(笑)

背中と頭を強烈にヒット(痛)
数分起き上がれず悶絶

あー痛かった


前目国内岳に登るためにシールを貼っていると








ササ〜っと雲がとれて青空が出てきた



20分ぐらいで前目国内岳

ちょこちょこ雲が抜けて青空が見える


鉛色の日本海と岩内の港


前目国内岳山頂から南西斜面を滑る


山頂から標高差100mがオープンバーンの脛パウダー



そこからダケカンバの程よい斜面をツリーラン



「新見の沢川」本筋の深い谷に入らないように、西へトラバース気味で降りる
ダケカンバの森に入ると雪軽くなり、膝まで沈む極上パウダーに

うひょひょ(笑)



700m付近まで降りてきたら、南に向きを変えて



沢に向かって降りていく
このあたりから谷筋がはっきりしてきて、ときおり穴も
慎重にルートを選び、ドンピシャスタート地点へ戻ってきた(*´∀`)ノ



林道へ登り戻して、クールダウンの林道滑りで終了




朝数台やってきた車はすでにほぼ撤収済み
目国内岳に上がらずに周辺で遊んでたのかな?

登って滑って6時間ちょっと
色々と変化あって楽しかった!



そのまま倶知安で買い出し



宿に戻ってからは
ビール→温泉でビール→マッサージ→ワイン→温泉→ワイン→温泉でワイン→意識不明(笑)


夜にふと窓の外を見ると、ラッセル車がやってきた!

全国的にもかなり貴重になったらしい!
カッコイイ(*´∀`)ノ