うす曇りの朝
まったく冷えていません
高気圧に覆われて天気良くなるようです
スタートは二股の駐車スペースから
昨夜到着したときは自分の車一台だけでしたが、7時ぐらいから続々と車がやってくる
がしかし、ほとんどの車は2台グループでやってきて1台止めて、もう1台で走り去る・・・・リフトを使って八方尾根からの滑走のようです
おかげで、小日向山方面に入る人はいない!
パウダーも楽しいのだけど、雪山を登るのも楽しいのになぁ〜
コーヒーを淹れて、装備を整え出発
グローブがいらない暖かさ、当然シェルはザックにくくり付け
尾根に取りつくまで長い林道歩き
なんだかんだで小日向山は都合3回目なのでコースとペースが体に馴染んできた
導水管出口付近から尾根に取りつく
昨日の暖かさで雪はべったり湿雪
上はどうなのかな???
とりあえず1263mにある広場を目指しガシガシ登る
いや〜暑い
中間着で着ていたR1-jacketを脱ぎ、アンダーシャツだけ
できることならシェルのパンツも脱いで(笑)短パンになりたい(笑)
1263mからは尾根伝いに高度を稼ぐ
みるみる雲が取れて北アルプスの山々がドーン!
こうなってくるとテンション上がって気分が軽くなる
つらいハイクアップも楽しいスノーハイクに(笑)
隣の尾根筋に3人組のパーティが見える
大声で楽しそうに歌ってる(笑)
外国人の人たちのようです
山頂まであと少し
いくつかの尾根が合流し、あいまいになってくると立木もなくなり360°のパノラマ!
真っ青な空に白い峰々がまぶしい
頂上に着くと、先ほどの外国人の人達が絶景を見ながら騒いでます(笑)
少ない語彙を振り絞って(笑)めちゃくちゃな文法であいさつ(笑)
「Hello! Today is a nice day」と声を掛けると・・・・
「オツカレサマデ〜ス!イイテンキデスネェ」
・・・・めちゃくちゃ日本語できる(笑)
着ているウエアをよく見ると、八方尾根スキー場で外国人向けにレッスンしている会社のマークを付けている
なるほど日本語うまいわけだ(笑)
いろいろ話しや写真を撮りながら、滑走準備
3人組に先行して出発
別れ際のあいさつで
「See You! Enjoy!」ってカッコつけて言ったら・・・
「タノシンデクダサイネェ〜」って、これまた流暢な日本語で(笑)
笑いながら・・・北東斜面のドロップポイントへ
いつも通り上部はシュカブラ出ていて硬い
まずは斜面を覗くと・・・ノートラック!お初のようです(笑)
ではではドロップイン!
落ち始める辺りから、「ぶっわっ」と板が沈む
やった〜!パウダーじゃあないですか!
日陰で雪は腐ってない
幅狭い谷状急斜面を縦目に小回り
うふぉぉおっ!
さらに沈み、脛パウダー
ターンを入れると胸上まで雪が舞い上がる
たまらんのだ!
登り5時間頑張った甲斐があるご褒美パウダー
100倍うまくなったと思うような雪にターンを刻ませてもらいます
標高差1,100m 水平距離1.3km 平均勾配40.2°の楽しい滑りは13分(笑)
あっという間だけど・・・雪質と天気と気持ちがばっちり合えば満足度200%
ドM的な登りとギャンブル的な滑り・・・癖になってます(笑)
急斜面の最後、中山沢が見えてきたら斜面右手のブッシュに入りトラバース
狭いブッシュの中を板を滑らせ進んでいると・・・枝に乗ってスリップダウン
あわっ!と体制崩し右手のひらを枝にヒット!
いててて・・・折れてはいないのですが、そこそこ痛い(笑)
手を庇いつつ、林道まで降りればメインディッシュは終了
最後は長い林道滑りをのんびり行けばゴール
装備をしまって温泉へ出発
一日良い天気だった
八方尾根方面も盛況だったらしい
滑り終わった人がピックアップの車待ち
車を新潟方面に走らせ、新潟県の姫川温泉へ
ガラガラの温泉を独り占め
湯上りの無料マッサージ機とサービスのゆで卵でリフレッシュ
明日はどこ登って滑ろうかな〜