Cycle_Style_numa

アウトドア外遊び日記 シーカヤック&バックカントリースキー

2016北海道シーカヤックツアー 知床半島 Day4 知床半島クマだらけ

明け方近くまで土砂降りの夜

ゴロタ石の浜は、水はけ抜群!
フライさえしっかりと張ればテント室内は全く濡れないのです。
今回はコンクリの上ですが、所々崩壊していて水はけ抜群!猛烈な豪雨にもノープロブレム。


で、飲みながら読みながらの夜は更ける・・・
昔からですが・・・雨の日・・・実は好きです
もちろん、濡れない環境であることが条件ですが(笑)

たった数ミクロンですが、外と中を隔てるテントに落ちる雨粒の音を聞くと、なんだか落ち着くのです



そんなゆったりとした長い夜が明けると・・・晴れでは無く、どんより曇り空

濡れた物を広げて乾かしていると
番屋跡に続く浜で・・・「ガラガラ」「ドン!」「ギギギッ」と浜で何かが動く音が!
はい!ヒグマさんです!


番屋跡の野宿地から約100mぐらい

ヒグマがカラフトマスを捕獲中!

ウワサ通りの目の悪さで、かなり近づいてからこちらの存在を確認
逃げるようにガレ場を登っていった

登りながらも「なんだチミは」的な振り返りが、可愛いのか、可愛く無いのか(笑)

近づいてこなかったけどビビル!


ビビったわりには、いつも通り準備し、のんびりとスタート

なんせ、ゴールまであと2日ありますからね〜

蛸岩には、昨日いたヒグマが本日もいらっしゃいます(笑)


やっぱりウトロ側は番屋に詰める漁師さんが少なく、ヒグマが濃厚のような・・・




観光船がどしどしやってきます
せっかく静かに漕いでいたのに〜
ありがたい解説と波を頂きます(笑)






カシュニの滝は、昨日の豪雨で迫力満点!
滝の中にカヤック突っ込んだら、間違いなく壊れそうな勢い!


オジロワシも「なんだねチミは」と睨んでます(笑)









定置網にかかるカラフトマスを狙って、海の上にもヒグマ(笑)
シルエットは可愛いのですが、30mぐらい離れても獣の匂いが漂ってきくる・・・やっぱり可愛くないわ(笑)


タキノ川河口にある番屋
要塞のように建物が立っている
すでに使われてないようで、だいぶ崩れてる


ここを過ぎると、山からガスがどんどん降りてきた
ガスが薄い所からは青い空が見える
ガスが無ければかなり天気良さそう










チャカババイ川河口でお昼ご飯



流れ込みがあるのでもちろんビール冷却!



この休憩中は晴れ間が広がりましたが






出発すると、海面までガスが低く流れ込んでくる
テッパンベツ川とルシャ川は、吹き出しが全く無く、ゆるりと通過〜



今回のカヤックでよく見かけた、卵?

キモいようなキレイなような(笑)
何なんだろう???




知床林道が浜から離れると硫黄山からの流れがあるエリア

黄山からの鉱物流れ込みで、海はバスクリン

・・・急ぐ旅ではないので夕暮れ前に野宿先を選定




テッパンベツ川やルシャ川辺りは、浜が広がり奥行きもあり、野宿先としてはベストなんですが、「知床ルール」によると、上陸禁止地区
なのでもう少し先へ!


知床林道が、浜から山に上がって消えていった少し先


ウンメーソン岩の浜に上陸



広い浜なので、ヒグマも姿を隠せる奥の藪を通るだろうな〜

飲み始めると、「すっ」とガスが取れて青空や・・・


夕日が・・・


そうなれば、もちろん「プシュ」っとね








がしかし、焚き火で数時間くつろいでもガスは取れず星は全く見えなかった・・・残念(*´∀`)ノ